HOME

Breath of Nature

掲示板 リンク集 ブログ プロフィール

2008/4/6−十勝川

天候 晴れ時々雨 渓相 中流域 状態 平水
気温 8〜13℃ 水温 川幅 50m以下
水位(平均) 不明 釣り方 フライ(ストリーマ)
備考 釣った魚は全てリリースしました。
画像情報

渓相
アメマス画像1
アメマス(62p)
アメマス画像2
アメマス画像2
経過・感想 本格的にニジマス釣りに取りかかるため、十勝川中流へ。
情報収集した結果、昨年3月にニジを釣り上げたポイント近郊で50Upのニジが釣れているとの情報を入手。
ポイントに移動し、川を覗くと、雪代は入っていない。
とりあえず、昨年のポイントへ移動するも、ポイントは無くなっている。
仕方なく、他のポイントへ移動。
何カ所か、雰囲気があるポイントへ入るものの、ことごとく空振り。
大物が入っていそうな深みが見つからない。
どうしようかと思案に暮れていると、移動中に見つけたポイントが良さそうだと思いつき、移動することに。
ポイントに立つと、下流側に大物が潜んでいそうな深場を発見。
早速、この日のために作った鮭稚魚パターンのキールフライを投入。
4投目で、押さえ込まれるような重い感覚が。
ラインを引くと、下流の水面が割れる。
と同時に#6ロッドが伸される。
慌ててロッドを立てるとラインブレークする可能性があるので、ラインを抑え下流に走るのを防ぎ、慎重にラインを手繰る。
そして、深場から流れに引きずり出し、慎重にラインを手繰り寄せる。
しかし、魚はなかなか寄らない。
流れの関係もあるが、明らかにそのパワーは今までに感じたことが無く、大物を予感させるものだ。
急な大物用にリーダは2Xを使用しているのでライン自体切れることは無いが、結び目が心配なので、無理せず時間をかけて寄せる。
時間にしたら5分ほどであろう。
何度か、ロッドが伸されそうになりながら、ようやく魚体を弱い流れに寄せることができ、無事ネットイン。
当初ニジマスかと思ったのだが、よく見るとアメマス。
サイズは62p(尾又長)。
自己レコードである。
ついでにキールフライで初めて釣った魚でもある。
このサイズとなれば海アメかと思ったのだが、ここは河口から60q以上離れている上、下流には千代田堰堤があり、ほとんどこの上には遡上できないはずだ。
とすると、このアメマスはこの川で成長したのであろう。
今十勝川の上中流域ではニジマスが幅をきかせており、ごくわずかアメマスやイトウが住んでいると聞く。
ということは、ある意味この地域でこのサイズのアメマスは同サイズのニジマス以上の価値があるのかもしれない。

後日、ショップの人に聞いた所、下流の千代田堰堤の新水路から数は多くないものの遡上できる事を確認。
今回釣れた奴もおそらく、その個体と思われます。
この距離、強い流れの中上がって来た奴と戦えた価値は決して下がるものではないと思っております。
アメマスは、写真撮影をした後、5分以上かけ回復させ、川に戻した。
今度はその子孫に会えることを祈って。
今日はこの一匹で十分満ち足り、川を上がる。
ちょうど、雨も降ってきた。
もう少しで雪代が入る。
この釣りもそれまでだ。
ページの先頭へ
Copyright (C) 2007-2008 Breath of Nature. All rights reserved.
サイトマップ
お問い合わせ