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2008/9/6−十勝川水系

天候 曇のち晴れ 渓相 状態 平水
気温 26℃ 水温 川幅 20m以下
水位(平均) 不明 釣り方 フライ
備考 釣った魚は全てリリースしました。
画像情報
アメマス画像1
ニジマス(55p)
ニジマス画像2
ニジマス(同上)
ニジマス画像3
ニジマス(41p)

壊れたフライ
経過・感想 AM7:30現地到着。
最初は曇りがちだった空は徐々に晴れてきた。
1時間程、当たりも無かく過ぎた頃、突然マーカーが沈んだのですかさず、合わせるとなかなかの引き。
しかし、魚体を確認するまもなく痛恨のフックオフ。
その後は再び30分ほどの沈黙が続く。
そろそろ、ポイントを替えようと考えたとき、再びマーカーが沈み込む。
今度は慎重にやりとりを行い、無事ネットイン。
まるで遡上したてのサクラマスのような41pのニジマス。

そして再びフライを流すこと数投、再び当たりが。
引きは一匹目と同程度だったので、特に慌てることなく寄せようとするが、流れもあってなかなか寄らない。
やがて水中で魚体が一瞬確認できたのだが、それは明らかに一匹目より大きい魚体。
そいつは初めさほどパワーを見せることもなくおとなしく寄ってきたかと思った瞬間、猛然と反対側にダッシュ。
テンションを張りすぎたラインはあっさり切られてしまう。

その後反応が無くなったので、他のポイントへ移動。
30p前後のニジマスを1匹釣った後、40前後をヒットさせるもラインとフライの繋ぎ目が切れてしまう。
おそらく摩耗していたのであろう。

その後、30前後を1匹追加して、午前の部は終了。

午後は大物狙いに絞ることにし、#6ロッドから#8ロッドへ変更。
最初のポイントと次のポイントで30前後を1匹ずつ釣り上げるが、その後は特に反応が無い時間が続く。
幾つかポイントを廻り、元のポイントへ戻ろうとした時、ふとした流れに目が止まる。
それは一見変化のない流れで、通常であれば通過してしまうようなポイントであったが、反対側から小さな流れが入っていたので、何か居るかもと軽い気持ちで入る。
反対側の岸際にフライを流す。
第1投目、反応無し。
第2投目、フライが流れきって、フライをピックアップした時、軽く反応有り。
魚なのか根掛かりなのかわからないので、3投目を流すと、マーカーがすーと沈んだので、すかさず合わせると、かなりの重量感。
幸い流れが緩く、潜られるような場所も無いので、慌てずやりとりをする。
やがて岸際から流れの中央部に寄ってきた魚の姿を見たとき、思わず「でかい」とつぶやいている自分がいた。
澄んだ流れの中で見えた姿は、明らかにニジマスであるのがわかるほど模様がはっきり見えた。
そしてその大きさは、あきらかに以前逃した50Upより大きかった。
はやる心を落ち着かせ、相手のパワーに負けるよう腰を落とし、相手の出方をうかがう。
そのデカニジは走ることも無く、流れの中で動きを止め動かない。
我慢比べの様相を呈してきたが、相手が耐えきれなくなってきたのか、徐々に上流川に移動を始めた。
私もそれに合わせ少しずつ上流に移動。
やがて少し力が弱まった所を見計らって、一気に寄せて無事ネットイン。
時間にしたら5分程度の戦闘時間。
ネットインしたニジマスは、大物用ネットの9割を占めるほどのサイズ。
計ってみると55p。
私のニジマスでの新記録です。
前回50Upを釣った時は写真を撮ることができなかったので、今回は念入りに撮影。
魚体に浮かぶレッドバンドといい、模様といい、ほれぼれするような綺麗なニジマス。
しかしそのパワーはフライを破壊する程強烈です。
撮影後、ニジマスの体力を回復させ、「元気でな」と言って流れに戻す。
しばらくの間、放心状態でした。

まだ帰るには時間があったので再び釣りを再開。
帰り際に30p前半を追加し、最後の1投と思ってフライを流すと当たりが。
すかさず合わせた瞬間、グンとロッドが引き込まれ、バッシャーンという音ともに60はあろうかというニジマスがジャンプ!!
そして一気に急流に潜り、あっという間にラインブレイク。
そのパワーに何もできなかった。
ラインを切ったそいつは、口に刺さったままのフライを外そうと2度ジャンプした後、水中に消えていった。
ここまで何もできないとかえってすっきりした気分になり、ここで納竿。
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