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2008/10/18−十勝川水系 |
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天候 |
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渓相 |
− |
状態 |
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気温 |
16℃ |
水温 |
− |
川幅 |
20m以下 |
水位(平均) |
不明 |
釣り方 |
フライ |
備考 |
釣った魚は全てリリースしました。 |
画像情報 |

ニジマス1-1(58p)

ニジマス1-2(58p)

壊れたフライ

ニジマス3(33p)

ニジマス4(31p)
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経過・感想 |
そろそろ、山岳渓流も終盤。
以前、濁りが入ってできなかった流れに最終釣行へ出かける。
今回は一発大物狙いである。
出発したのが、9時近くと遅くなってしまったが、現地には幸い先行者は居なかった。
熊鈴とスプレーを携帯し、川へ向かう。
この川まで行く道が緊張なのだ。見通しの良いポイントに立ち止まっては、周囲を見渡しながら河原へ到着。
朝方に雨が降ったようだが、濁りもは無い上、枯れ葉もそれほど多くなくちょうど良い感じ。
さっそく、準備を整え、フライを投入。
すると一投目でヒット!!
上がってきたのは、30前半の元気なニジマス。
この調子だと期待が持てるだろうという事で、写真を撮らずリリース。
数投後、再びヒット!!
水面下に見えるのは40p前後のなかなかの大きさ。
余裕をかましてやり取りしていると、ふっと重みが消えた。
良い型だったので残念。
その後、45分程反応が無い時間が続く。
以前、このポイントで数回50Upを掛けているので魚は居ると励まし続けフライを流し続ける。
しかし、以前ヒットしたフライには反応が無かった。
水面下には少ないとはいえ、枯れ葉も流れているので、もう少し視認性があるフライが良いかなとフライを交換。
ついでにティペットも新しいものに交換。
そして、流すこと数投、水面下のマーカーが止まったので、すかさず合わせる。
最初は40クラスの引きだったので、余裕を持ってラインを手繰ると、ゴンゴンと頭を振り、急に引きが強くなった。
以前、無理に引っ張ったためにラインを切った記憶があるので、無理をせず魚を走らせようとリールのドラグを弛め、魚の引きに合わせラインを送り出す。
そいつはトルクフルなパワーで下流に走る。
あまり長くラインを伸ばすとトラブルの元なので、魚にラインを回収しながら、私自身も下流に移動。
幸い奴はジャンプする事無く、ひたすら反対側の岸に斜めに向かって走る。
やがて一番強い流れを越えた辺りで停止。
私もラインのテンションが落ちないように、ロッドを立て続ける。
その時間が5分程続いた頃、やや疲れてきたのか奴は奴は下流の緩い流れにジリジリと移動し始めた。
すかさず、少しずつラインを手繰り、こちらに寄せる。
そして奴との距離が10m位になった時、ようやく奴の姿が見えた。
間違いなく50Upはある。
ただまだレッドバンドが確認できる程ではない。
そしてその地点で再び停止。
1〜2分後、再び動き出した所で、またラインを手繰り、5m程まで寄せることに成功。
ここでようやく魚鯛の横の鮮やかなレッドバンドを確認。
後は、ランディングだと思ったとき、奴はまた強烈な力で流れで10m程ラインを引き出す。
ただ以前よりも少しパワーは落ちてきているのか、ラインを手繰ると割と素直に寄ってくる。
しかし、浅瀬に誘導しようとすると、流れに戻ろうとしたり、上流に移動したりとなかなか一筋縄ではいかない動きを見せる。
既に魚を掛けてから15分以上は経過している。
未だに奴は顔を水面には出しておらず、まだまだパワーは残っている。
だから私も無理をせず奴の動きに合わせ、ラインを出し入れ。
そうこうしているうちに、下流の緩い流れに移動し始めたので、これはランディングのチャンスとみて、浅瀬に入った瞬間、一気に奴を陸に引きずり上げた。
水面下ではそれほどの大物とは思わなかったのだが、実物を見た時思わず「でかい」と呟いてしまった。
奴を慎重にネットに入れる。
60が入るネットだがぎりぎりだ。
サイズを測ると58p。
今年に入って4回目のニジマス記録更新。
この綺麗な魚体を見て、本当は色々写真を撮ろうと思ったのだが、魚へのダメージを考え、4枚だけ撮って川へ戻す。
最初は呼吸を助けるように、後は泳ぎ出すまで支えるようにしていると、ゆっくりと自力で泳ぎだしたのを確認しました。
その後、しばらく放心状態。
口から外したフライは見るも無惨の姿になっておりました。
20分近くロッドを支えていた右手はパンパンで力が入りません。
10分ほど、休憩後釣りを再開。
その後は、ニンフで33p、ドライで31pを追加。
ドライに出たニジマスは、ライズを一発で取れたので我ながら会心の一匹。
ニンフも楽しいけど、ドライも楽しいなあと思った一匹。
やがて日没になったので、ここで納竿。
今年は初の50Upを皮切りに4本の50Upが釣れ、しかも最後が60クラスという理想的な結果で終わり非常に楽しい釣行でした。
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